求人への応募が増えるわけではないが定着率は上がるかもしれない採用手法

2018年5月1日

求人への応募が増えるわけではありませんが、定着率は上がることが期待できる採用手法があります。

「働き手不足で、求人出しても応募がないのだから、定着なんて二の次だよ。」

と言われそうですが。。

 

採用・育成にかかるコストを意識していますか?

採用にお金と時間をかけ、ようやく入社してもらう。

入社後は、教育にお金と時間をかける。教える先輩の生産性は下がります。

そして、ようやく一通り仕事ができるようになり、一人前になったなぁ~と思ったら、退職してしまう。

これはとても大きなロスです。出来れば避けたいところです。

現実問題として、この採用や育成のかかるコストをあまり考えていない企業もあると思われます。

採用のコストに関しては、求人媒体や人材紹介にかかる部分は意識されているケースもあります。

ですが、育成後早期に退職されてしまうコストにはあまり意識が向かないようです。

 

定着率が上がることを期待して改善してみよう

さて、求人への応募が増えるわけではありませんが、定着率は上がることが期待できる採用手法についてです。

まずは、これを試してもらいたいと思います。

それは、入社前に自社のことをよ~く知ってもらうことです。

早期離職の理由として「入社前のイメージと違った」「求人票に書かれていることと違っていた」などがあります。

これは、自社のことをよ~く知ってもらったうえで入社してもらっていれば、早期離職を回避できていた可能性があることを示しています。

まさに、「求人への応募が増えるわけではありませんが、定着率は上がることが期待できる採用手法」なのです。

 

採用面接

 

実際、採用の悩みは抱えていると思いますので、既に色々取り組まれていると思います。

このよ~く知ってもらう方法として「例えば、○○をする」と説明すると「ああ~、それね。」と返されます。

既にやっているのか?それとも知っているけどやっていないのか?・・・

この記事を読んでピンときたら、是非プチ改善を始めてください。

「入社前に自社のことをよ~く知ってもらう」取り組みの例については、今後に記事にしていきたいと思います。