生産性を向上のためにムダを無くしたが、結果として生産性が低下した。
生産性を向上させるというと、残業削減が最初に思い浮かぶことが多いのではないでしょうか?
仕事のムダを無くすことも、時間削減につながります。とても大切なことです。
ですが、残業に限らずこの削減や効率化の度が過ぎると、弊害を引き起こすこともあります。
俺たち、機械じゃーねぇし!
あまりにもムダがなくなり、きっちりしすぎると、毎日の仕事に面白みを感じなくなってしまうこともあるのです。
そんな状態では、人間味も感じられないのかもしれません。
そうなると、仕事を成し遂げようという気持ちや、仕事に対するやる気が無くなります。
また、会社や上司を信頼できない、つまらない・・・なんてことにもなりかねません。
こうなってしまうと、生産性向上のつもりでムダを無くしていたのにも関わらず、結果として生産性が低下してしまっているという事態に陥る可能性もあります。
エンゲージメントが低下してしまうのです。
そう考えると、一見無駄なことやジャンクなものも、必要なのかもしれません。
そういうムダなものもないと「ヒト」の心がついていかないのですね。