物流業のビーインググループが時間外割増率を引き上げ

総合物流輸送企業グループのビーインググループ(石川県金沢市)は、平成31年4月から月60時間を超える時間外労働に対する割増賃金率を従来の25%から50%に引き上げます。

人手不足やドライバーの長時間労働が課題となる業界で率先して改革を行い、従業員の定着率向上と採用推進につなげるのが狙い。

参考:北國新聞(平成31年3月28日朝刊)

 

働き方改革関連法では、2023年4月から中小企業も月60時間を超える時間外労働に係る割増賃金率を50%以上にしなくてはなりません。

それを先取りした形になります。

運送業界も働き手不足であり、また、特に長距離ドライバーの長時間労働が課題となっています。

業界として、労働環境が厳しい状況ですと、働き手を確保するのが、より難しくなっています。

そこで、「うちの業界は仕方がない」とあきらめてしまうと、それ以上改善されることはありません。

ですが、業界内でも先駆的に改善に取り組むことによって、働き手の確保の問題も改善される可能性があります。

参考にしたいですね。