完璧に即戦力となりうる人材採用は期待しない
「即戦力が欲しい!」
今すぐに戦力となる人を採用したい。気持ちはよ~く分かります。
ですが、即戦力となる人材はいません。
即戦力にどんな期待を抱いていますか?
即戦力となる人材はいませんと言い切るとやや語弊があるかもしれないですね。
「即戦力と思って採用したが、ちょっと違った」と感じることが多いという意味です。
さて、「即戦力」と言っているのは、技能、資格、経験等を指していると思います。
ただ、それはあくまでも技能、資格、経験等にすぎません。
実際には、その会社のやり方、考え方等があります。
少なくとも、この部分ついては知らないはずです。無論、いわゆる出戻りであればその限りではありませんが。。
技能等以外の面がポイントになる
実際の中途採用では、実は会社としてのスタンスやベクトルがポイントとなることが多いです。
この部分の教育するためには、大きなパワーが必要になります。
また、実際に即戦力として働き始めた人は、この部分のすり合わせがうまくできないことがあります。経験が邪魔をしてしまうのです。
そうすると、息苦しさを感じてしまい、結局退職してしまうことも少なくありません。
直ぐに完ぺきに貢献してくれると思わない
「思っていたのとはちょっと違っていた」
労使双方が感じることなのです。
ですから、採用して直ぐに完ぺきな戦力となることは多くはないのです。
だから、即戦力と言っても教育することを欠かさないようにする必要がありますがありますし、その覚悟を持っておいた方が良いです。