ヒトによってやり方がバラバラの時の対処方法とは?
やり方がバラバラの時の対処方法とは?
結論から言うと、指導員で話し合い、作業の標準化をするとよいでしょう。
更に、マニュアルなど明文化する良いです。
このことについて、もう少し掘り下げてみます。
作業のやり方が異なっている原因
マニュアルがない場合、口頭やメモのようなもので、やり方を教わることになります。
当然主観も入りますので、やり方がバラバラになります。自己流が蔓延ります。
結果として、物が作られたり、お客様への応対などアウトプットが出来ているので良しとしていたと思われます。
出来ているから良いのかもしれませんが、改めてアウトプットの中身を確認してみると、ムダや品質のバラツキなどがあるものです。
また、マニュアルがあっても形骸化していることや実際の作業やサービスとあっていないこともあります。そのため、マニュアルを使うこともなくなります。
そのため、マニュアルがないのと同じことになります。
作業を標準化するメリット
マニュアルの見直しや作成には時間と労力がかかります。
しかし、工程を標準化してマニュアル化すると、人材育成や教育がスムーズになります。
また、効率的なやり方やノウハウを共有できるため、生産性のアップが期待できます。
加えて、マニュアルは企業の財産、DNAになり、企業ブランドの確立にも寄与します。
明文化、共有されていない貴重なノウハウが埋もれている可能性があります。そのままにしておくのはもったいないです。
少しずつで良いので、やり方を検討して統一し、マニュアル化してみましょう。
反発もあるが・・・
やり方を統一すると、自己流を止めざるを得なくなる従業員もいます。
そのため反発もあると思います。ですが、バラバラでやっている方が非効率的です。
少なくともベースとなる部分は、統一しましょう。