ルールを教える時に忘れてはいけない大切な1つの約束 【0002】
新しいルールが出来る時は、何かきっかけがあるものです。
ミスやヒアリハットが発生した
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その是正措置を行った
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手順をマニュアルに落とし込んだ
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従業員に教育した
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是正措置が有効か検証した
このような流れで新しいルールが追加されます。
このルールをどう教えるか?
さて、ルールの運用が始まった後に入社や異動でこの業務に携わる従業員は、このルールについての教育も受けます。
この時、ルールだけを教育しているケースが非常に多いのです。
これが良くない。
なぜ良くないかと言うと、そのルールが出来た経緯を教えていないからです。
実際にルール作りに携わった従業員は、経緯を知っています。
だからそのルールを守る大切を理解しています。
しかし、ルールだけ教えられても、なぜそれをやる必要があるのかが分かっていないのです。
だから、ルールが守られない、勝手にルールが自己流にアレンジされるのです。
教訓
ルールを教える時には経緯もセットで教えると、教育の効果が高くなる。