雇われ方改革 【0040】
世の中働き手不足が顕著である。何せ、人がいないために、生産ができなくなることが現実となっている。
また、働く時間を短くすることも相まって、営業時間を短縮したり、休みをふやしたりする企業も増えている。
ワーク・ライフバランスや残業規制に加え、労働条件が良くないと採用に至らないことも要因としてある。
企業は、人材確保に必死である。売り手市場だから、誰でも良いかというとそうではない。
バブル期に働き手をかき集めて、その後悩みとなっている企業も少なくないのではないだろか?実際にその反省からやや慎重になっている。
現に、働き手が集まらなくても、採用合格のボーダーは下げない企業も少なくない。
また、技術革新やAIにより、単純作業だけではなく、思考する仕事も人間が携わらなくなっている。
今後益々この傾向は進むだろう。
働く側も意識改革が必要
そう考えると、やはり働く側として、人が足りないから誰でもいいのだろう?という考え方は変えた方が良い気がする。
如何に、必要とされる技術や技能、知恵を持っているか?
エンプロイアビリティを磨いていく必要がある。
日本型雇用から欧米型へシフトチェンジかもしれない。
働き手の「雇われ方改革」が必要になってくる。
大切なことだが、気が付いていない方が少ないないだろう。
企業側の選別も始まっている。