定年再雇用時の賃金設定 【0015】

2017年1月16日

同一労働同一賃金

同一労働同一賃金

色々議論されていますね。

その中でも、N運輸の係争もそうですが、定年後の再雇用時の賃金設定は悩ましい問題です。

それぞれの立場で、言い分はあります。

 

現在の定年再雇用時の賃金設定は?

定年再雇用後の賃金設定はどうされていますか?

・ほぼ変わらない

・定年前の基本給から一定の割合(例えば70%)に減額する

・定年前の基本給に関わらず、一定の金額に変更する(状況により3パターンぐらい設定)

だいたいこんな感じではないでしょうか?

 

このように再雇用時の賃金設定を見直したい

この定年再雇用時の賃金については、下げるのであれば、その根拠を明確にしておくことをオススメしています。

具体的には、定年前と定年後の役割や就労の自由度などにより賃金が変わる仕組みを導入するのです。

そして、その根拠を元に定年後どのような仕事をしてもらうか。役割を担ってもらうかを面談で共有しておくのです。

納得性も高いですし、予防措置にもなります。