求人票を「盛る」と定着率が下がる説

社員を採用する時は、やはり求人に対し多くの応募があることが望ましいです。また、そうあってもらいたいと考えるのが普通です。そのため、求人票に「いいこと」を書いて、目に留めてもらいたいと考えます。

そうやって、ついつい求人票の中身を「盛る」と、確かに応募は増えるかもしれません。その結果、採用に至るかもしれません。

ですが、直ぐ退職してしまい、定着しないことが少なくないようです。

理由は、「思っていたのと違った」という事です。

就職先である会社のことをあまり知らない状態で、入社することが多いです。これは、あまり相手の事を知らないうちに、結婚するようなものです。一緒に生活してみたら、「ちょっと違った」「あり得ない」「一緒に暮らせない」・・・(笑)ということ、あり得ますよね。

ただでさえ、就職とはそのような状況であるにも関わらず、求人票は色々と盛られて、良いこと書いてあれば、実際に入社してみて違うと感じる確率が高くになります。折角お金と時間をかけて、採用し教育したにもかかわらず、残念な結果になります。

 

 

ですから、求人票はありのままを書いて、本当の姿を知ってもらうことが大切です。

もちろん、どんな会社をより詳しく知ってもらう工夫も必要です。この会社で働きたい!と思う社員が多い状態にする必要もあります。

求人票の中身が「盛られていないか?」確認してみてはいかがでしょうか?